彼女がいる世界は、なんて美しくて魅力的なんだろう
先日、大好きな彼女が新たな旅に出発する為、拠点としていた長野のアトリエを出ると聞き、WANDERLUST(ワンダラスト)へ見送りに行ってきました。
WANDERLUSTは絵描きと花屋の女性2人が営む夢のようなお店です。色と香りと花と絵で彩られた空間は、お店、ギャラリー、アトリエとして、善光寺の近く静かな小路で扉をあけています。
そしてその彼女とは、PFMの黒板メニューを描いてくれた、真子MAKO.pen&paperこと、マコちゃん。
エッセイのようなイラストと、スケッチのような文章で、日常にひそむ美しいものを紙の上に映しとる、スケッチジャーナリストです。
長野を拠点とし、旅をするように場所を変え、博物館の壁画を描いたり、アニメーションのイラストを描いたり、お店のメニューボードを描いたりと様々なお仕事をしています。
グルメセンチュリーライドのスケッチレポートも描いてもらいました。
今回は昨年、ご結婚されたこともあり拠点を長野から岐阜に移すことになったのです。
私は彼女の描く線、紡ぐ言葉が好きで、ハッとさせられることがたくさんあります。彼女の目には、世界はどう映っているのだろう。
できることなら頭をパカっと割ってみて覗いてみたいw。さすがにそれは出来ないから、彼女がいる世界に名古屋から遊びに行って来ました。
そこには、お花があり、音楽があり、詩があり、数学もある。
日常にあったのなら、人生を豊かにしてくれるモノを生みだす仲間がいました。
長野のまだ肌寒い夜だったけれど、心はとっても温かく幸せな気持ちでいっぱいになりました。
美しくて心が震え、涙腺が緩んだ夜。
5歳になる息子も本能的に感じるものがあったのか、美しいピアノ演奏の中で内田剛さんの「たびびと」と言う詩を描くマコちゃんを見ながら涙を目に浮かべてました。
旅立ちは少し寂しいけれど、新たな人と人とを繋ぐ前向きなステップです。
マコちゃんがいる世界は、美しくて、温かです。
そして、彼女の魅力は底知れません。
だから、新しい土地でも美しい世界を作っていくことでしょう。
拠点が岐阜になり今までよりも距離が近づいたので、面白いことを一緒に企画できたら良いなっと私は楽しみにしています!
Kaz
photo by 大角正樹、前田聡子
special thanks !