pfm cake and sweets and coffee
BREADS
2021/9/16

小麦からパンを焼くことについて思いを巡らせてみる

夏の名残、パッキンキンの髪をどうしようか絶賛悩み中のKAzです(^_^;)(ヘナカラーにしようかなぁ)

空が少し高くなってきて秋めいてきましたね。気持ち良いですね!
早朝も少し肌寒くなってきたせいか、自転車での通勤時も頭がシャキッと冴えて普段は見過ごしてしまう何気ないことを考えたたりします。最近は「小麦と酵母と塩と水」でカンパーニュが焼けるなんて奇跡じゃない?ってことを考えてました。
何千年と繋いてきた先人たちの知恵にわたし達は感謝して頂かなくてはいけないですね。

小麦とパンの歴史について考える

人類は1万8千年以上前にイラクやシリアあたりでエンマー小麦を採取してきました。初めはタネを噛んだり、炒ったり、そして叩いたりした後に茹でて粥を作り生命を維持する栄養を得ていました。そして、種を蒔くことで耕作できることが発見されて定住文化が起こり穀物農耕の生活に移行してきたようです。

小麦が実る地域を取り巻いて人間の文明は発達し、世界の多くの地域で民衆の生存と労働の力を供給してきたのはその小麦を使ったパンだったと伝えられています。

パンがうまれた奇跡

6千年前のエジプトのどこか。忘れられていたのか数日ほっとかれていた小麦粥の1つに奇跡が起こりました。

表面がブクブクと泡立ち生きものの様に全体が膨らんできたのです。そう、発酵していたのです。

ぷくぷくと膨らんだ塊を焼くとますます大きくなり食べ物が2倍、3倍の体積になる事は奇跡のような発見だったに違いありません。何よりも滋養が増していること、そして美味であることがパンとして食べる意味に繋がり現在に受け継がれてきたのだと思います。ありがたいですね。

発酵させるとなぜ滋養がますのか

発酵とは酵母菌と乳酸菌が共生した状態で、目に見えない微生物が有機物を分解している様です。
酵母菌と乳酸菌の生命活動が人間にとって有益な物質をつくり出しているので、酵母菌と乳酸菌の力をかりて焼くPFMカンパーニュは美味しいプラス滋養があるパンに焼きあがります。
働きものの菌達に感謝して頂きたいですね。

美味しい+滋養の在るPFMカンパーニュを金曜日に焼き上げて発送いたします。

そんな事を学んだり調べたりしながらPFMのカンパーニュを焼いています。オンラインショップでも買い求めいただけるので、ぜひ一度お試しください。

多くの場所で土曜日に届くかと思いますので週末の楽しみにカンパーニュを是非お楽しみ下さい!

(金曜日0時以降のオーダーは次の金曜日発送になります。)

次回は9月24日(金)に発送します。

KAz

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