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NOTE
2018/6/11

イノマティー茶畑見学

3年前、SimWorks主催で行った食と自転車をテーマにしたライドイベント『グルメセンチュリーライド足助』。
 
その舞台となったのが、豊田市足助町。
豊田で育った食材にこだわり、豊田の方々の力をたくさんいただきました。
 
豊田で最も山深い場所下山地区でお茶農家をしている猪俣さんには、ライドで乾いた喉を潤す美味しいお茶を提供していただきました。
今では店頭で猪俣さんのお茶を販売させてもらったり、お茶のワークショップを開催しています。
 

 
猪俣(いのまた)さんが栽培するお茶だから「イノマティー」。
 
新茶の時期に青々とした茶畑を是非みて欲しいとお誘いがあり、栽培場所を見学できるということで張り切っていましたが、当日は生憎の雨でした。
傘をさしながらの見学になりましたが、猪俣さんは丁寧にわかりやすく説明してくださり、雨の雫で緑がキラキラ輝く様子はとても感動的でした。
 

 
標高600mに広がる茶畑は、空気が澄んでいて農薬などの使用が認められない地域です。
大きな虫が小さな害虫を食べるなど、自然の循環で土が肥え、木々が育ち、有機栽培にこだわる猪俣さんだからこそ、この土地を選んでお茶作りをしてみえます。
そして、お茶は刈るタイミングで良し悪しが決まり、葉の状態、気候を見極めて一気に狩り、すぐに工場で蒸す作業に入り、葉の発酵腐敗を止め、美味しい茶葉へと変化させていきます。
 
下山茶と聞いて、あまりピンっとこない方が多いと思いますが、有機栽培でこだわりのお茶はヨーロッパ、アジア、北米を中心に海外に輸出され、品質では高評価を受けています。
 

  
5月に1番茶を摘んでしまうのですが、私たちが見学に行くこともあり、1列だけ摘まずに取っておいてくれました。
 
お茶の品評会に出す良い葉は「1芯2葉」。
1つの茎に2つの新しい葉がついていて、指先で簡単に摘むことができるくらいの柔らかい葉です。
この葉は天ぷらにしても良し、手で揉んで手作りの紅茶にして飲むこともできるそうです。
無心で良い葉を選び摘む作業はとても楽しかったです。
 

お昼は名物の五平餅を食べ、お腹も満たされました!
 
夏には、冷たくても美味しく飲める、煎茶、抹茶の飲み方のワークショップや、秋の紅葉の時期に皆さんと下山に行って、焼き茶や紅茶をその場で作って飲む体験型ワークショップを考えています。
 

PFMでは、自分たちの目で見た確かなモノ、人の作り出す確かなモノを厳選しマーケットとして店頭に並べています。
是非、一度手に取って味わっていただきたいです♪

 

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